基礎配筋2

Tekkintugite ∥基礎配筋2∥

4:底盤鉄筋は長いのでどこかで継いでいると思います。写真のような鉄筋の重なりを「重ね継ぎ手」といいます。重なりの長さは40dとか45d以上などと決められています。まずは目視で60cmと見えればよいでしょう。配筋のグリッドの数で簡単にわかりますよね。隣合った継ぎ手は同じ位置に並べない。写真では一本置きに継ぎ手が見えています。3.5グリッドですから鉄筋の重なりは700mm程有りそうです。

*40dは鉄筋太さの40倍の長さという意味です。D13で40dの場合40×13=520mm、45dの場合45×13=585mmです。継ぎ手長さは鉄筋の種類やコンクリート強度などで細かく規定されています。詳しくは述べませんが、住宅の基礎の場合この程度と考えて現場で見てみましょう。細かくは監理者に聞き、チェックは任せましょう。

*継ぎ手位置は継ぎ手長さLの0.5Lずらすか、1.5L以上ずらします。写真の場合は1.5L以上となっています。

5:ついでに、防水シートも見てみましょう。鉄筋を並べる時に破っていませんか。もし大きく破っていたら補修してもらいましょう。

*本来、防水シートは布基礎など床下に土が露出している場合に防湿のために敷かれたものです。べた基礎の場合はコンクリート自体に防水性能があるので防水シートは不要と考えられます。しかし有って邪魔になるものでも無いので敷き込みましょう。ただ神経質に小さな穴があいているのを気にすることは無いと思います。

基礎配筋1

Kisohaikinn1 ∥基礎配筋1∥

基礎底盤のコンクリートを打つ前の鉄筋検査

1:検査日はコンクリートを打つまでの数日。たいがいは、配筋が完了した翌日コンクリートを流し込んでしまいます。施主が見るのはなかなか難しいタイミングです。見られない場合は工事管理者に写真を見せてもらいましょう。

瑕疵担保履行法などで必ず第三者検査がはいるので以前よりは安心ですが、設計監理者が事実上不在で写真も撮ってない現場はまだまだ多いようです。

2:出掛ける前に設計図の基礎伏図と基礎詳細図で鉄筋の径と配筋ピッチを確認しましょう。鉄筋の径はD-10とかD-13がほとんどでしょう。Dは異形鉄筋を表しています。表面にでこぼこしたリブが付いてるものです。ピッチは@200とか@150と記載されています。

*鉄筋のリブはコンクリートとの付着をよくするためについています。ほとんど使って無いと思いますが、リブの無い丸鋼の場合は先端を丸く曲げるフックが必要になります。Kisosyousaizu

3:まず基礎全体を見渡しましょう。一見して整然として、きれいに見えればまずは合格。あとは専門家に任せて帰ってもいいくらいです。素人目にもちょっと汚いかなあと思った場合は要注意。鉄筋の下にコンクリートのブロックがしかれていますが、これが整然と並んでいるか、転んでいたりしないか、1m以内のピッチで並んでいるか確認してみましょう。もちろん鉄筋の径、ピッチも確認します。

*鉄筋の腐食を防ぐために、部位ごとに定められたコンクリート被り厚さが必要です。基礎底盤のコンクリート被り厚は60mmです。これを確保するためにコンクリートのブロック(スペーサーブロック)を鉄筋下に敷きます。3辺が40、50、60mmのタイプだとブロックを立てて使うことになります。一個10円とか20円なのでじゃんじゃん使ってもらいましょう・・・といいたいところですが、あまりたくさん入っていると却って強度を落とすことになります。

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