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基礎配筋1

Kisohaikinn1 ∥基礎配筋1∥

基礎底盤のコンクリートを打つ前の鉄筋検査

1:検査日はコンクリートを打つまでの数日。たいがいは、配筋が完了した翌日コンクリートを流し込んでしまいます。施主が見るのはなかなか難しいタイミングです。見られない場合は工事管理者に写真を見せてもらいましょう。

瑕疵担保履行法などで必ず第三者検査がはいるので以前よりは安心ですが、設計監理者が事実上不在で写真も撮ってない現場はまだまだ多いようです。

2:出掛ける前に設計図の基礎伏図と基礎詳細図で鉄筋の径と配筋ピッチを確認しましょう。鉄筋の径はD-10とかD-13がほとんどでしょう。Dは異形鉄筋を表しています。表面にでこぼこしたリブが付いてるものです。ピッチは@200とか@150と記載されています。

*鉄筋のリブはコンクリートとの付着をよくするためについています。ほとんど使って無いと思いますが、リブの無い丸鋼の場合は先端を丸く曲げるフックが必要になります。Kisosyousaizu

3:まず基礎全体を見渡しましょう。一見して整然として、きれいに見えればまずは合格。あとは専門家に任せて帰ってもいいくらいです。素人目にもちょっと汚いかなあと思った場合は要注意。鉄筋の下にコンクリートのブロックがしかれていますが、これが整然と並んでいるか、転んでいたりしないか、1m以内のピッチで並んでいるか確認してみましょう。もちろん鉄筋の径、ピッチも確認します。

*鉄筋の腐食を防ぐために、部位ごとに定められたコンクリート被り厚さが必要です。基礎底盤のコンクリート被り厚は60mmです。これを確保するためにコンクリートのブロック(スペーサーブロック)を鉄筋下に敷きます。3辺が40、50、60mmのタイプだとブロックを立てて使うことになります。一個10円とか20円なのでじゃんじゃん使ってもらいましょう・・・といいたいところですが、あまりたくさん入っていると却って強度を落とすことになります。

自分流監理

住まいづくりには、建築士による工事監理が建築士法で定められています。確認申請書には監理者として建築士の名前が記載されていて、どんな現場でもこの建築士が工事監理を行っています。

施主自身が監理の実際を少し知っていれば、現場に出かけるのも楽しいものになるでしょう。設計事務所はこんな所を見ているのか、現場ではこんなことに注意を払って工事しているのか・・・少しわかれば現場もグッと身近になります。本当の監理は設計事務所の監理者がちゃんとやってくれているのですから、楽しんでください。ここでお伝えするのは、細かなチェックをする為のものではなく、現場で対話するための少々の知識と考えてください。

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* 現場でちょっとこれはどうかと・・・思ってしまった場合は監理者にそっと聞いてみましょう。施工者は手抜きをしようとは考えてないはずです。チャンと説明してくれるか、直してくれるはずです。

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